第72回西川流 名古屋をどり
名古屋に七○年以上続く日本舞踊の祭典「名古屋をどり」は今年は八月末に公演。
峠の万歳や彦市ばなしで物語に泣き笑い、三人連獅子、廊の対面は歌舞伎舞踊の魅力を感じ、座頭ZAGASHIRA!など、第三部は最高峰のタップダンサーHIDEBOHらを迎えた純粋なエンタメ。
ベテランの古典も味わい、斬新な舞台に参加する、西川流の唯一無二の公演は、今年も歌舞伎ソムリエおくだ健太郎の生イヤホンガイドや、ロビーでの主演者との交流、そして三部にはどまつりとのコラボもあり、夏のクライマックスにふさわしい名古屋だけの和の祭りです。
1日3回公演。楽しさ目白押しです!
第1部 11時~13時(10時30分開場)
1.長唄 雛鶴三番
2.23・24日
上、清元 旅奴
下、長唄 風流船揃
25・26日
上、清元 文売り
下、清元
3.清元 峠の万歳
4.長唄 三人連獅子
第2部 14時30分~16時30分(14時開場)
1.華舞 美事華幕開
長唄 晒童子
長唄 須磨
2.23・24日
上、長唄 喜三の庭
下、清元 稲妻
25・26日
上、清元 子守
下、長唄 機帯
4.長唄 廊の対面
5.清元 彦市ばなし
第3部 18時~20時(17時30分開場)
1.華舞 美事華幕開
清元 雨の権八
2.「花」
踊り/御祝 唄/祝賀
長唄 俄獅子(一般参加演目)
清元 お祭り
3.長唄 梅花 娘
4.新作舞踊 座頭 ZAGASHIRA!
私は第2部3番目の『長唄廓の対面の曽我の十郎』に出演します。
物語は父の河津の三郎祐康が殺され敵の祐経との対面する場面を踊ります。
血気盛んな弟五郎をなだめながら様子を伺うという辛抱役ですが、とても重要な役です。
又3部では北野武監督の映画座頭市の農民のタップダンスを振付出演したHIDEBOHが特別出演します。
乞うご期待の演目です。
名古屋をどりは古典舞踊から創作まで幅広くお客様に楽しんで頂ける公演です。
お誘い合わせの上、お越しください!